四姑娘山への行き方

長坪溝のヤク
長坪溝 乗馬の最終地点木騾子にて

四姑娘山へはどうやって行くの?

四姑娘山紹介のページでも書いたように、四姑娘山は四川省の省都、成都の西約230キロメートルの、四川省アバチベット族チャン族自治州小金県日隆鎮に位置しています。四姑娘山を目指すには、成都を足場にするのが一般的。成都からはバスか車以外の行き方はないので、一般旅行者の場合はツアーに参加してバスで向かうことが多くなります。

個人で向かう場合は、長距離バスで行くか、経済的に余裕があればもちろん車をチャーターしても可。個人で行く場合の行き方は、「四姑娘山への行き方2」に詳しく書いています。

ただし、2008年5月に起きた痛ましい大震災で、成都から四姑娘山に向かう中継地「映秀」を中心に非常に大きな被害が出ています。道路の復旧には数ヶ月かかるとの見込みで、しばらくは待つしかなさそうです。

日本からのツアーに参加する場合

四姑娘山は一般的な旅行先ではありませんが、探せば日本から四姑娘山へのツアーが出ています。JTBなどの大手旅行社のツアーは、九寨溝・黄龍観光もツアー内容に入っているものが多いですね。また、ユーラシア旅行西遊旅行風の旅行社など、秘境旅行・自然旅行などを得意とする個性派旅行会社の場合は、四姑娘山トレッキング専門のツアーも出ています。ツアー比較のページでツアーの内容を検討してみましたので、ぜひご覧ください。

料金は高めですが、日本語が通じる環境で安心して旅行したい場合は、日本発のツアーがいいですね!

ユーラシア旅行社西遊旅行風の旅行社

中国の旅行会社を利用する場合

中国の旅行社を利用することも可能です。この場合、成都までは自力で行き、成都からのツアーを手配してくれるパターンが多いです。もちろん、現地で日本語の堪能な中国人ガイドさんがついてくれますので、言葉の心配はありません。四川省中国国際旅行社桂林中国国際旅行社などが情報が充実しています。飛行機代が含まれませんので一概には言えませんが、日本から成都へ行く飛行機が安く取れれば、日本からのツアーに比べると、かなり安く行けると思います。

予算にはさほど余裕がないけれど、日本語環境で旅行したいという方にはこちらがお勧め。

四川省中国国際旅行社桂林中国国際旅行社

現地で中国人向けツアーに参加する場合

私はこの方法で行きました。成都には旅行代理店がたくさんあり、九寨溝・黄龍や 峨眉山、楽山大仏、そして四姑娘山、チベットなどへのツアーに簡単に申し込むことができます。中国は初めてだし、中国語も全くできないという場合は難しいかもしれませんが、カタコトでも中国語が話せればチャレンジするのも良いと思います。

このツアーの利点はとにかく安いこと。2泊3日のツアーで、バス・宿泊・食事込みで600元(1元は約15円))程度です。ただし、他に双橋溝の入場料、馬に乗る場合の乗馬費がかかりますが、これを全部あわせても1000元程度。

中国語上級者でない限り、「絶対にここに行きたい!」とか「詳しく高山植物の説明が聞きたい」、というようなこだわりをお持ちの方にはお勧めできませんが、私たちのように、「こんなきれいなところがあるならちょっと行ってみたいな・・・」、という程度の方にはお勧めです。

旅行記にも詳しく載せますが、値段の割にはバスやホテル、食事の質は決して悪くはなく、それほど潔癖な方でなければ十分耐えうるレベルだと思います。ただし、宿ではお湯の出る時間が決まっているのでここだけはしっかり聞き取りしておかないと、3日間シャワーなしというような憂き目に逢うかもしれません・・・。

ツアーバス
ツアーのバスはこんな感じです

欠点としては、やはり中国語しか通じないこと。これに尽きます。私は中国語がカタコト話せるだけなので、聞き取りには苦労しました。ただし、朝の集合時間・お湯の出る時間さえ聞き取りOR筆談できれば後は他の人についていくだけですから、心臓さえ強ければたいていは何とかなります。

それから、3日間中国の方々と行動を共にしなくてはならないので、文化の違いもちょっと大変かもしれません。中国の方のマナーは日本とはかなり違いますので、集合時間を守らない、食べ方にびっくり!など、慣れないとストレスかもしれません。ただ、何でも見てみたい、という好奇心旺盛な方にはとても楽しい体験になること間違いなしですよ。

            ↑ページトップへ      次へ→

サイトMENU

Copyright (C) 2008. 中国のアルプスへ 世界遺産・四姑娘山の旅!All Rights Reserved.