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四姑娘山旅行記2 双橋溝観光

双橋溝への道
  双橋溝への道 撮影:khim hai氏

いよいよ出発

9月12日。出発の朝はホテルまでバスが迎えに来てくれます。私たちは6時にロビーにくるようにと言われ、かなり待たされましたが無事ピックしてもらえてバスに乗り込みました。バスは日本の観光バスと変わらない感じで予想よりもずっと上等です。バスが到着すると、まずガイドの男の子が出てきて「朝食は食べた?」と聞かれました。ご飯を食べたか、というのは中国式の挨拶で、そんなに深い意味はないようですが、食べていなければ途中の休憩で商店がある場所に停まる時に、ここで買ったらとか言ってくれることもあります。

バスはいくつかのホテルを回ってお客さんをピックし、四姑娘山へと向かいました。ツアーのガイドは20代前半らしき男の子。他の参加者は、大学の卒業旅行で広西省から来ている、かなり裕福そうな学生グループをはじめ、ロシア在住の華僑のご夫妻、アメリカ在住の華僑の若い夫婦等。今回の旅では、チャイニーズアメリカンの二組のご夫婦の英語に大変助けられることになるのでした。

ツアーのバス
私たちのツアーのバス

バスは成都市内を抜けて都江堰市へ。ガイドブックに拠れば、その後は、映秀-臥龍-巴郎山-四姑娘山と走るようです。ツアーでは途中何度か休憩のために小さなお店があるところでストップします。こういう休憩所になっているところは、お店は小さいけれど商品の回転率は良さそうなので、お水やお菓子などを買っておくことをお勧めします。中国の田舎道では、がけ崩れや事故が多く、いつバスが止まるか分かりません。非常食としてお菓子があると安心です。

ただし、田舎道のお手洗いは「超中国式」つまり、溝があるだけでドアはもちろん仕切りもないなんていうことが多々ありますので、お水の摂取はほどほどに。私たち夫婦は日本ではあまりお菓子を食べないのですが、好奇心も手伝ってかなりの種類のお菓子を買い込み、バスの中で色々なお菓子を試しました。外資系のメーカーのお菓子はパッケージもきれいですし、味もいけるものが多いです。

お昼の時間になると、バスは小さな食堂前で停まりました。 ツアーによって契約している食堂があるらしく、四姑娘山への道沿いにある食堂は田舎の小さな食堂なのに、結構繁盛しています。私たちが入ったレストランも、意外と清潔感があり、料理もキノコ料理や山椒のきいた炒め物など中心に10種類くらい出てきてだいたいどれもおいしく頂けました。中国には日本人のように遠慮しあう文化はないので、自分の口に合うものがあればどんどん頂いたほうが得策です。さもないと、食べるものがないということになってしまいます。

お昼ごはん
ご飯はこんな感じで円卓で食べます

お昼を食べ終えてしばらく走ると、バスはだんだんと高度を上げ山道を走り始めます。この辺りから少数民族の方々の居住地帯に入り、時折チャン族・アバチベット族に特有の石積みの建物が見え、異国気分を盛り上げてくれます。高度4300メートル地点を通過するために巴郎山へ向かっているのです。クネクネした山道をどんどんと登っていくのは爽快です。高山病に注意しなければなりませんが、バスでゆっくり上るためか、幸い私には全く症状が出ず、旅路は快適そのものでした。

窓からの眺め
バスからの眺め こんな風景を見ながら峠を登ります
窓からの眺め2
バスからの眺め こんなに登ってきました

山道でも途中のトイレ休憩があるので安心です、と書きたいところですが・・・臥龍あたりまでは、商店で休憩という感じだったのが、巴郎山峠のトイレ休憩は、コレ!日本人にはちょっと勇気が要ります。しかし、ひとつ追記しておきますと、この石積みの建物はチャン族、アバチベット族の方々に特有の、伝統的な住居の建築方法で作られており、民族文化を知る上では貴重なトイレなのです。用を済ませるか否かは別として、この石積みの建築方法にはぜひご注目を。

石積みのトイレ
巴郎山峠のトイレ すぐ後ろは崖 いろんな意味で利用に勇気が要ります

双橋溝に到着

17時ごろ、やっと双橋溝へ到着しました。高度は双橋溝の入り口は立派な石積みのゲートがあり、ここで入場料を支払います。ガイドさんがバスの中であらかじめ集めた入場料を払ってくれ、専用の小型バスに乗り換えて観光に出発です。あいにくの曇り空でしたが、やっとここまでたどり着いたという嬉しさで気分爽快です。

双橋溝の入り口 立派なゲートが!

双橋溝は傾斜がなだらかで、ほとんど車で移動できます。川とその背景となる山々、木々のコントラストが美しく、のんびりと観光できる場所。曇りでも美しかったけれど、晴れていたらどんなに美しかったかと思うとちょっと残念です・・・。

双橋溝は曇り空でも美しいところです
雲がないとこんな感じです 上の2枚は私の訪問の1年後に訪問されたkhim hai氏の写真

曇り空とはいえ幸いひどい雨には降られなかったので、素晴らしい風景を楽しむことができ、お花のシーズンを過ぎてもまだ咲き残っている小さな花たちを撮影したり、川の水の美しさに感動したり、楽しい時間を過ごしました。

双橋溝に咲いていたお花たち

途中、仏塔見学もありました。チベット仏教の仏塔のようです。参拝の仕方は、この周りを右回りにまわるらしく、みんなでグルグルと回って参拝です。

仏塔と記念撮影!右手に見えるバンが構内を散策する車

楽しく過ごしていたわたしですが、ひとつ気になることが。私は元気いっぱいだったのですが、夫が悪寒がして寒い寒いと言い始めたのです。高度障害とは違う模様で、どうやら風邪をひいたようです。幸か不幸か、今日の観光はこれでおしまい。1時間ほど双橋溝をバスと徒歩で観光した後、バスはホテルへと向かいました。

このツアーでの宿泊は二手に分かれるようでした。どうやら支払い金額によってホテルのランクが違うようです。学生さんたちを含む大多数の皆さんはコテージ風(?)のカジュアル的な宿へ、私たちとチャイニーズアメリカンのご夫妻、それから中国人のエリートOLさん風2人組の3組は普通のホテル風の場所へ。名前は、嘉絨大酒店(嘉絨はギャロンチベット族のギャロンという意味らしいです)。安ツアーにしてはけっこう立派な建物で、部屋もきれいで、満足です。

嘉絨大酒店 窓の上の飾りなどはチベット風のデザイン

夕食はツアー参加者の6人で。6人とも30歳前後と年齢が近く、英語を話してくれたので(当然チャイニーズアメリカン夫妻はペラペラ)、雑談しながら楽しい夕食に。夕食もおいしく、満足満足だったのですが、いつも元気印の夫が、やっぱり寒気がひどいから早めに切り上げて部屋で休むと言い出しました。部屋に帰ってみると、どうやら熱が出てきた模様。体温計を借りて熱があるようなら薬を飲んだほうがいいと思った私はフロントへ。カタコトの中国語と筆談で、フロントの女の子に体温計を借りようと交渉していると、彼女が「風邪なら医者を呼んであげるから部屋で待っていなさい」、と言ってくれました。中国はサービスがひどいので有名ですが、こういう少数民族の地は例外であり、田舎に来ると本当に素朴で親切な方々が多く心あたたまることが多いのです。

厚かましいかとも思ったのですが、中国語で病気の説明など全くできないのでチャイニーズアメリカンの旦那様に通訳をお願いしたところ快く引き受けてくださり、部屋で待つこと5分。これこそ少数民族の娘さんといった風貌の若い女性が部屋にやってきて、診察をしてくれ、お尻に注射をしてくれました。ものすご〜く痛かったそうですが、通訳していただけたお陰で安心して診察していただくことができ、お薬ももらって、みんなに感謝しながら今日は早めに就寝です。熱が38度もあるので、明日の乗馬はあきらめようと話しながら・・・

※2005年の情報ですので、現在とは異なっている点があるかもしれませんが、その点はどうぞご容赦ください。

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