戻りも馬に乗ってもときた道を戻ります。しかし、既に乗馬時間3時間。これからまた3時間の道のりを戻るのはなかなか大変です。帰り道も半分くらいまでは良かったのですが、半分を超えたあたりから、だんだんとお尻が痛くて辛くなってきました。乗馬に慣れないからということもあるのだと思いますが、馬上で均衡を保つためには意外と全身の筋肉を使っているらしく、結構な運動量という感じがします。 夫とチャイニーズアメリカンの旦那様は戻りつくまで元気いっぱいでしたが、私と奥様は最後の一時間ほどはちょっと疲れ気味に。帰りは、乗馬場までは戻らず、途中で「ここからだと歩くほうが早いから」と、遊歩道を歩くように言われました。1キロほどの道のりなのですが、病み上がりの夫に荷物を持たせて、ヨロヨロしながら歩く私。疲れている上に空気も薄いので、本当に息切れ状態でしたが、自然の中で身体を使った疲れなので気分は爽快。夫と楽しかった乗馬体験について語り合いながら、無事最初の集合場所に戻ることができました。
遊歩道を無事通過し、舗装道路をよろめきながら出発地点まで引き返す私 後方の店では薬草を売っていました途中、ふと後ろを振り返ると、四姑娘山の頭が!少しずつ雲が晴れて美しい姿を垣間見ることができました。乗馬が終わってしまってからで残念でしたが、雨には降られなかったし、この姿が拝めただけでもよしとしなくては。
ついに頭を見せてくれた四姑娘山 美しい姿です出発地点で6人がそろうまでしばらく待ち、無事全員で日隆鎮へ戻ることができました。ホテルで一休みした後は、街をブラブラ。街と言っても何があるわけでもないのですが、ちょっとご紹介します。
まずはホテルのすぐそばの店をご紹介。このあたりは薬草のメッカらしく、冬虫夏草や雪茶などが驚くほど安い値段で売られています。あまりに安いので本物なのかどうか私には分かりませんでした。キノコの名産地でもあるらしく、食堂ではどこもキノコを山盛りに置いていました。
乾物と薬草を売るお店 こんなお店がたくさんありました 中国の小さな食堂ではこんな風に店の前に食材を並べてあり、それを見て料理を注文します。地域によって素材はまちまちですが、ここではキノコが主役!ホテルのすぐそばの道は一応舗装されていますが、馬やロバが堂々と歩いています。のどかな田舎の風景そのものです。世界遺産四姑娘山の文字も発見しました。
馬やロバが行きかう道 世界遺産人類瑰宝四姑娘山熊猫家園 かな?世界遺産である人類の宝もの四姑娘山・・・パンダの故郷の庭という感じでしょうか?日隆の街にはたくさんのホテルがありますが、日本の方が泊まるとなるとある程度宿は限られてきます。四姑娘山国際飯店などは、外国人もよく宿泊するホテルだと思います。この辺りでは高級ホテルのはずです。
これは、四姑娘山国際飯店。チベット風のつくりが素敵ですね。ちょっと外れると、こんな風な地元の方の民家が見られます。ホテルなどはコンクリート造ですが、民家はまだまだ石積みの伝統的な建物が多数派。この付近のお家は、街の中心に近いためかちょっと近代的な石積みになっていますが、バスで少し走れば本当に伝統的な住居が見られます。
これにて、2日目も終了。3日目は朝から成都へ向けて出発するので今日も早寝です。
※2005年の情報ですので、現在とは異なっている点があるかもしれませんが、その点はどうぞご容赦ください。